12月の集まり
1)選書
新刊の検討は次回に。
2)「アフリカを読む、知る、楽しむ子どもの本展」の報告と今後の予定
・報告…木刈親子読書会主催の千葉県印西市での図書展について
11月21日~23日までの3日間、印西市立小倉台図書館にて「アフリカを読む、知る、楽しむ子どもの本展」を木刈親子読書会30周年行事として図書館の協力で行いました。
3日間の入場者数は199名。中学生が内戦のパネルを食い入るように観ていたのがたいへん印象的でした。また、来年ケニアに行くから見に来たという方もいれば、小学生たちが椅子に座って絵本を楽しそうに読んで帰る姿もありました。
11月24日は、講演会がある印西市立駅前地域交流館に場所を移して展示会を行い、入場者数は64名。4日間で263名もの方が展示会を楽しみ、大盛況の内に終わりました。
NHK国際放送の取材も入りました。
さくまゆみこさん講演会では「エンザロ村のかまどから図書館へ」の演題で、プロジェクターを使ってアフリカの写真を見ながら貴重なお話を聞く事ができました。(栗山さんから)
・今後の予定
2014年1月18日~2月2日 大垣市立図書館(岐阜県)
2014年3月7日~31日 三鷹市立南部図書館(東京都)
3)情報発信についての検討
・FaceBookを活用することを検討したい。
4)その他の報告(佐藤さんの追加報告)
・東北の被災地にアフリカからのボランティアを受入れる活動をしている団体(青年海
外協力協会)から11月に要請があり、来日中のボランティアに『エンザロ村のかまど』英語版を寄贈した。対象は、ナイジェリア、エチオピア、カメルーン、ケニアから来た男女7名の若者たちで、12月まで岩手県遠野市、釜石市などの団体やNPOに配属されて復興支援や国際交流事業に参加。帰国の際には、それぞれ『エンザロ村のかまど』英語版を母国に持ち帰り、現地の子どもたちに紹介してくれることになっている。ケニア出身の2名には、スワヒリ語版も寄贈した。ケニアから来たボランティアは『エンザロ村のかまど』を読んで、自分が子どもの頃から履いていたパティパティ(岸田袈裟さんがケニアに紹介した藁草履)のルーツが日本の遠野だったことにとても驚き、深く感銘を受けたとのこと。
5)作業
・大垣市立図書館への発送準備のために、展示セットのチェックをし、パネルの補修
や作り直しを行った。またわかりやすくするため、リストの作り直しなども行った。